皆さんはセカンドですか?〜当て捕りについて〜


みなさん、こんにちわ。今浪隆博です。

皆さんはよくこんなことを口にしたり、聞いたりしたことはないですか?

ボールの「当て捕り」!

もしかしたら当て捕りをしている選手は、守備が上手いと思い込んでしまっているのではないでしょうか?

実はそんな私もアマチュア時代は、よく「当て捕り」という言葉を使っていました。守備は、そこそこ上手かったので「俺は当てて捕ってるよ」とまで言っていました。そして、当て捕りが正解だと思いこんでいました。

しかし、もしその当て捕りが上手くなるための妨げになっていたとしたらどうしますか?

実際にプロ野球の選手では一部の二塁手の選手を除いて、ほとんどの選手がボールを当てるのではなく掴んで捕球しています。グローブも「当てる」のではなく、「掴める」型をしています。

実際に11年間のプロ野球生活でみてきて、名手と言われる選手はみんなボールを掴んで捕球しています。

先ほど一部の二塁手を除いてと言ったのは、ゲッツーの時の二塁手は遊撃手とは動きが違い、打球を処理したあと反時計回りで遊撃手に送球をします。反時計回りになると、体と腕が離れやすくなり握り替えが上手くいかないことが多くなります。

また、二塁ベース上の動きで三遊間の送球を受けて一塁へ送球する時には、正面から来るボールに対して90度角度を変えて送球しないといけません。この時に、体は流れやすくなりボールの握りかえが上手くいきにくいため、グローブは浅いほうがプレーはしやすいのです。

こういった理由で、もし仮に当て捕りをするポジションがあるとすれば「二塁手」だけということになります。

例を挙げると、元西武の浅村選手・元ソフトバンクの本多選手はグローブが浅いです。

逆に二塁手でもカープの菊池選手は、グローブも深くて大きくてガッツリ掴んで捕球しています。ヤクルトの山田選手も浅くはありません。

ここで質問です。皆さんは「二塁手」ですか?

今現在、当て捕りが正解だと思い練習している人がいたら頭を柔らかくして、冷静にプロ野球選手がどうやって捕球しているかを良く見てください。

必ず、皆さんの守備力向上のヒントがたくさん見えてくると思います。

グローブは「当てる」ためにあるのではなく、「掴む」ためにあるのです。

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About Author 〜著者について〜

今浪 隆博

今浪 隆博

1984年7月6日生まれ。福岡県北九州市出身。 平安高校、明治大学を経て2007年北海道日本ハムファイターズに入団。2014年東京ヤクルトスワローズに移籍。2017年現役引退。 現在は、選手時代の自身の病気の経験から、アスリートが抱える『メンタル面』での問題を解消し、より高い成果を出すためのサポートをしたいと一念発起し、スポーツメンタルコーチの資格取得し、メンタルコーチとして活動中。日本スポーツメンタルコーチ協会認定スポーツメンタルコーチ。