巨人に炭谷はいらない?獲得した理由は?

今月16日に西武ライオンズからFA宣言を表明した炭谷銀仁朗(31)と巨人が初交渉を行った。

巨人が提示した条件は3年総額6億円で交渉の席で来季から巨人に復帰する原監督から、「優勝するために、扇の要として力を貸して欲しい」と熱いメッセージを伝えられていた。

そんな熱い言葉に背中を押され昨日23日に西武の渡辺久信シニアディレクターに他球団移籍の意思を伝え、巨人入りが確定的となった。

巨人に炭谷はいらない?

巨人の炭谷獲得の方針については、ファンから疑問を持たれています。

確かに巨人には今季119試合でマスクを被った小林や、新人で83試合マスクを被った大城、そして岸田など3人の捕手がいます。

それなのに炭谷を獲得する理由はなんなのでしょうか?まずは現在の3人の捕手について見ていきましょう。

小林誠司(29)

今季119試合でマスクを被り、2018巨人の扇の要として2年ぶりのクライマックスシリーズに貢献します。

今季は6月26日からの広島3連戦での3試合24失点の責任を背負わされ28日以来スタメン落ちで干されてしまいます。しかしエース菅野や山口俊による首脳陣への直談判もあって7月27日に22試合ぶりにスタメン復帰。その試合で中日相手に山口俊をノーヒットノーランに導くなど信頼を回復。そこからまたスタメンに名を連ねるようになります。

盗塁阻止率は.341と3年連続でセリーグトップの数字を記録します。しかし最終的な打撃成績は119試合で打率.219 2本塁打26打点といくら守備が重視されるポジションだとしても流石に打てなすぎますね。

また解説の谷繁氏を始めとした野球専門家からリードを酷評されるなど「1軍にふさわしい捕手ではない」とまで言われてしまっています。肩は原監督も一級品と認めていますがそれ以外の部分は2軍レベルなのかもしれません。

小林は2014年にドラフト1位で入団し、5年間で519試合にマスクを被るも打撃が向上する兆候はなく、そろそろ潮時かもしれません。

大城卓三(25)

昨年のドラフト3位で入団しルーキーながら開幕一軍入りを果たすと、開幕戦の阪神戦で代打で出場し初打席初安打を記録するなど念願の打てる捕手として期待される。

開幕3戦目ではプロ初スタメンで捕手としてマスクを被る。(開幕カードでルーキーがマスクを被るのは2001年の阿部慎之助以来17年ぶり)その後も4月8日のヤクルト戦でプロ初本塁打を放つなど打撃面では83試合で打率.265 4本塁打17打点と捕手として十分な数字を残した。

しかし課題は守備である。解説の山本昌氏は肩力およびスローイングについて「阿部は入ってきた時から肩は強くてスローイングの精度も良かった。盗塁するのはしんどいなと相手チームに思わせるだけの実力があった。それと比べると大城はまだまだ球の速さやスローイングの精度的にはまだまだ及びませんね」と語っている。

来季以降に捕手としてレギュラーを獲得するには春のキャンプでの守備力向上が必須ですね。打撃は才能が必要な部分がありますが、守備は練習次第でどうにでもなる部分があるので十分打てる捕手として将来期待できます。

岸田行倫(22)

昨年のドラフト2位で入団し、打てる捕手としてとても期待されていました。しかし春季キャンプで怪我をするなど同期入団の大城選手より遅れをとってしまいます。

その後5月17日に2軍の試合に復帰し51試合に出場します。打率は.256 3本塁打とまずまずの成績。まだまだこれから将来性に満ち溢れている選手です。

ここまで巨人の捕手事情について見てきましたが、どの選手も打撃・守備いずれかに課題を持っていますね。対して、炭谷について見てみましょう。

炭谷銀仁朗(31)

西武ライオンズに2005年ドラフト1位で入団。2011年からレギュラーとして定着すると、2012・2014に盗塁阻止率が4割を超えるなど守備の要として西武の正捕手の座を守り続ける。

しかし打撃面は毎年2割1分前後を彷徨っていた。そこに森友哉や岡田といった大阪桐蔭コンビの台頭もあり年々出場機会は減少。今季は47試合の出場にとどまっていた。

2017・2018年は打てる捕手森友哉に感化されたのか打率は2年連続で2割5分まで上昇。

来季以降もこの打率を維持できるなら、西武以外の球団では守備もうまくて2割5分打てる捕手として重宝されるだろう。

ここまで読んでみていかがでしょうか?

確かに巨人には将来有望な若手捕手が2人もいて、守備固めに使える小林もいて炭谷はいらないような気もします。

しかし来季の巨人は「優勝」が宿命づけられているのです。原監督が復帰する来季は絶対に負けられないのです。だから取れるものは全部とるし炭谷もその範疇です。

さらに炭谷もここ2年で打撃は改善されている兆候はあるので、巨人の5年ぶりのV奪還の戦力になることは間違いありません。

いずれにしても捕手が沢山いて困ることはありませんし、来季に向けて球団は最善の補強をしていると言えるでしょう。

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