新人王受賞の楽天・田中和基の成績や課題は?

27日に行われたNPB AWARDSで、楽天の田中和基(24)外野手が今季のパ・リーグの新人王を受賞した。有効得票数258票のうち112票を獲得しての受賞。

他にも新人王候補にオリックス・山本由伸が70票、ホークス・加治屋蓮が45票を獲得するなど、今季のパリーグでは多くの新人が活躍した中で田中和基が頭一つ抜けていた。

楽天からの新人王は2013年の15勝8敗防御率3.34で受賞した則本昂大以来で、5年ぶりの受賞となる。野手の新人王は球団史上初の受賞であり、球団史に名を刻んだ。

成績向上はノーステップ

田中和基はドラフト3位でスイッチヒッターとして入団し、1年目の昨季は主に代走や外野の守備固めとして1軍デビューを果たし、51試合で打率.111 6安打1本塁打2打点7盗塁の成績だった。

今季は開幕から1軍入りを果たすも、すぐに2軍落ち、ファームでも打率1割代と不振に陥る。

そんな時に池山2軍監督のアドバイスでノーステップ打法に取り組み、5月下旬に一軍復帰すると5月は打率.360 3本塁打とすぐに結果を残す。

そこから勢いに乗ると、8月1日のオリックス戦で(楽天ではセギノール以来)1試合両打席でホームランを放つなど一気にブレイク。

今年の最終的な成績は、105試合で打率.265 112安打18本塁打21盗塁45打点と走攻守で大きく飛躍した。

田中和基自身も、「来年も別の形でここに戻ってくる」と意気込んでいる。

課題はパンチ力ある右打席

そんな来季に向けた課題は右打席での確実性だろう。

左打席の打率は.280に対して、右打席は.223と落ち込んでしまった。

しかし逆に左打席は87安打で11本塁打に対して、右打席では25安打のうち7本塁打と右打席の方がパンチ力はある。

右打席での確実性が上がれば、来季は打率3割20本塁打も見えてくるはずだ。

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