侍ジャパン反撃及ばず台湾との壮行試合に敗戦


今日7日に行われた台湾との壮行試合は、6点差の9回に5点を取るも反撃及ばず1点差で敗れた。

日本の先発左腕・笠原(中日)が台湾打線を2回被安打1無失点と上々のピッチングを見せる。2番手の濱口(横浜)も2回で3奪三振を奪う完璧なピッチングで台湾打線を寄せ付けない。

しかし3番手岩貞(阪神)が誤算だった。2死1.3塁から台湾の9,1番に連続タイムリーを打たれると、2番ラン・インルンにレフトへ3ランホームランを打たれ一挙に5失点と侍ジャパン初選出で初登板が苦い思い出となってしまった。

打線は台湾投手陣を打ち崩せず8回まで1安打と完璧に抑えられてしまう。8回にも6番手高梨(日本ハム)が台湾3番チェン・ジュンシウにホームランを許し6対0で最終回を迎える。

9回は7番手山崎(横浜)が登板し2つの三振を奪うなど得意のツーシームがさえわたる。また2死1塁から1塁ランナーの盗塁を日本シリーズMVPの甲斐拓也(ソフトバンク)がまたもや「甲斐キャノン」を見せ最終回に勢いをつける。

このまま負けられない侍ジャパンは先頭の田中広輔(広島)が2ベースを放つと、山田哲人(ヤクルト)がセンター前にタイムリーを放ちようやく1点を返す。

2死になるも満塁とチャンスを広げ8番上林(ソフトバンク)の打球は台湾投手のチェン・ユンウェンのファンブルを誘う。9番田中(楽天)も押し出し四球を選ぶと1番外崎(西武)はセンターへタイムリーを放ちついに1点差まで迫る。

球場のファンがサヨナラを待ちわびる中で打順は一巡して2番田中広輔。一打同点の場面、2-2からの7球目だったが田中のバットは空を切り反撃及ばず台湾に壮行試合で敗れた。

試合講評

今日投げた7投手のうち5人が左投手と稲葉監督が東京五輪に向けて左腕投手の発掘が目的であろうこの壮行試合だったがなかなかの収穫だったのではないかと感じる。

先発の笠原(中日)・2番手濱口(横浜)と共にチェンジアップが十分に通用することがこの試合でわかった。また抑え候補の山崎康晃(横浜)もツーシームで三振を奪うなど、それぞれの選手自慢の変化球が世界の舞台で通用したことは東京五輪に向けて自信になり大きな収穫である。

壮行試合に負けはしたが、勝敗はあまり気にする必要はないと思う。打線は台湾相手に8回まで1安打と抑えられたが、打線は水物。2年後の東京五輪の前にとやかく言っても仕方ない。ここから日米野球などを経験して慣れていけばいいと思う。

そういったことを考えれば、今日の試合はとても収穫の多かった試合と言えるのではないだろうか。

9日金曜日から始まる日米野球が楽しみで待ちきれない。

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